『噂のテクニック◯◯◯は本当に使えるの?』
始められた嬉しさ。
あ。
HiRoです。
いつもご覧頂きありがとうございます。
本日のテーマは
聴き方のテクニック1つ
『おうむ返し』
について。
人の話を聞く時は、「おうむ返し」で聞くことが大切
と、耳にすることがあります。
確かに、一理ありますし、とても大切なことです。
ですが、全てを全ておうむ返しで反応していても良いという事ではありません。
実際のカウンセリングにおいても使用する場面もありますが、
私は多用しません。
おうむ返しを多用しない理由、
言い換えればおうむ返しのマイナス点とも言えるかもしれませんが、
話が前に進まないことがあります。
相手の話に、相槌を打ちつつ、おうむ返しで相手の話を繰り返す…
これでは、話題が前に進まないことが多いです。
相手(クライアント)主導で話をしていて
堂々巡りになることもあります。
では、おうむ返しというテクニックが使えないのかというと
そうではありません。
ちゃんと効果を発揮する場面もあります。
私が良く利用する場面は初対面などの、
ラポール(信頼関係)を構築するような場面です。
おうむ返しの面白い点は
相手は、全てイエスで答える
という点があります。
例えば…
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A「昨日、親と外食をした」
B「親と外食したんだね」
A「イエス」
A「今日はコーヒーをこぼして、最悪だった」
B「コーヒーこぼしたんだね」
A「イエス」
A「今度の日曜にデートする」
B「日曜にデートするんだ」
A「イエス」
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という感じです。
当たり前といえば、当たり前なのですが、とても重要です。
相手の方は「イエス」という返事を繰り返す事で、無意識的ではありますが、
この人は、私の話を聞いてくれている
という安心感を与えます。
これは、信頼関係を築く上でとても大切になってきます。
あまりに多用すると、話は進みませんが、
最初の信頼関係を築く場面などでは効果を発揮します。
もし、あなたが初対面の方(異性やビジネス上での付き合いなど)で
信頼関係を築きたいと思われた場合は、ぜひ活用してみてください。
相手の話を聞き
相槌を打つ
そして、
時折タイミングを見て相手の話をおうむ返しする
また、相手の話を聞き
相槌を打つ
そして、
またおうむ返しをする…
こんな感じで会話を楽しんでみてください。
少なからず、相手はあなたに対して悪いイメージは持ちません。
そして、
私の話を聞いてくれる人
として良い印象を持たれるでしょうし、
「また会いたい」と思ってくれるかもしれません。
本日の話はここまで。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
HiRo